NOTE BOOK



「明日の天気」芽美様から頂きました(^^)

夢は醒めて、今現実になる。」の続きです。まず先にそちらをお読みください(^^)









真っ白で何も描かれていない私達の未来




それはまるで新しいノートブック…








「何みてるんすか?」
「んー?」

みんなが手伝いに来てくれた後、やっぱり細かいところまでは片付かなかったわけで…。

というわけで片付けをしている最中に見付けたのは懐かしいもの。

「これって…」
「そー。梓くん達が選手の時の部誌。」
「うわっ懐かしい…。残してたんだ。」
「当たり前でしょ。」

みんな思い思いの気持ちが書かれている大切な大切なもの。
捨てられるわけないじゃない。

「しかしボロボロ。こんなに汚かったっけ?」
「当時から汚かったよ。田島くんがお茶こぼしたり、表紙には、うたた寝しながら書いたであろう主将のミミズ文字があったり…。」
「………すんません。」

梓くんはスススと片づけに戻る。

でも本当に懐かしいなぁ…。

今でも夢にみる高校野球の聖地―甲子園―

この場所を目指してこの子達と頑張った日々を綴ったノート。

本当に懐かしい。
目を細めて懐かしんでいると声をかけられる。

「まりあさん。」

振り返ると梓くんがコーヒーを持って立っていた。

「どうせ気になって手が止まってるだろうからと思って。ついでに休憩しましょう。」
「ありがとう。ごめんね。」
「いいえ。」

隣に座って一緒に部誌を読み始める。

「うわっ、いきなり開けたページが負けた日のページって…懐かしいけど悔しい…。」
「どこ?」
「美丞。」

未だに本気で悔しがってる梓くんを見てたら、そう言えば梓くんはすごい負けず嫌いだったなって思い出した。
そういったところがあるから私のことも諦めないでくれたのかな?

なんて、勝手な解釈かな?
ジッと梓くんの顔を見ているとだんだん赤くなっていく梓くん。
梓くんはすぐ照れるなぁ。

「何すか?顔に何かついてます?」
「ううん。何も。」
「??」

この部誌を書いていた当時はこうやって梓くんを見ていても手の届かない存在だったのに…

今は一番近い存在。

やっぱり信じられないくらいの奇跡が降りかかってる。

こんなに幸せでいいのかな?
一生分の幸せを使ってる気がする。

「あっ、まりあさん。」
「何?」
「まっさらなノートでてきましたよ。」
「本当だ。」

来年の部誌にしようかな…。
何か別のことに使えないかな…。

あっ、良いこと思いついた!

真っ白なノートを梓くんの手から取る。


「梓くん。これ交換ノートにしよっか?」

「へうっ!?」

すごい声。
梓くんのこういう反応は結婚しても見続けたいなぁ…。

「決まりね。」
「えっ!?ちょっ!?まっ!!」
「待ちません。私から書くね。」
「ちょっと待って!!」

真っ赤な顔をして慌てる梓くん。

部誌みたいに歳をとった時に見て、梓くんと思い出にふけりたいなぁって思うから少し強引だけど…
こういった楽しい毎日がずっとずっと続く毎日を願って…。








真っ白なノートに刻まれていくのは私達の奇跡の軌跡。















おお振り小説携帯サイト「明日の天気」の芽美様から
うちのサイト1周年記念のお祝いとして頂きましたよ\(^▽^)/

「お正月特別企画」で頂きました「夢は醒めて、今現実になる。」の続きの作品です。

前作がめっちゃお気に入りの作品だっただけに、続きが読めるなんて幸せですvヾ(*´∀`*)ノ♪

前作は花井君視点、今回はモモカン視点のお話になっています。
是非是非前回の作品と読み比べてください!
二度おいしい作品になっていますよ・:+*(〃▽人)*+:・


そして驚くべきはこの作品のタイトルです!
そうなんです。うちのサイト名を題材とタイトルにしてくださったんですよ!!

これには大変感激いたしましたv+。:.゚ヽ(*´∀')ノ゚.:。+゚ァリガトゥ

さらにその後のモモカンイラストも頂きましたよv
サプライズな素晴らしき花百作品を本当にありがとうございましたv

芽美様のサイトはこちらです→明日の天気




→今回も・・・またまたまた挿絵を描かせていただきました
「真っ白で何も描かれていない私達の未来」の最初の一文を読んで、
「今回は描かないで想像してもらった方がいいかな〜」
って思ったんですけど・・・・
ごめんなさい・・・結局1枚だけ描いちゃいました。

本当はもう1枚
「梓くんはスススと片づけに戻る」のシーンがとても描きたかったのですが・・・今回は自重しました。

例のごとくイメージ崩していたらごめんなさい( ´Д⊂ヽ


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