「付き合わせちゃって悪いね」
「いいえ。主将として当然っスから」
今日の部活は休み。
野球部の備品を買いに行こうと思って
新聞折込に入っていたスポーツ用品店開店セールのチラシを
昨日ベンチでチェックをしていたの
そうしたら水分補給しに来た花井君が
ヒョイっと覗き込んできて
「え?こんなに買うんですか!?だったら俺ついていきますよ」
とお供を申し出てくれて・・・
チラシを見ながらふたりでてくてく並んで歩いてく
「う〜ん・・・多分こっちの方だよね?」
「ハイ、こっちです・・・・・・あっ!」
「花井君?」
「監督・・・雨っスよ」
空を見上げると小雨がポツポツ
そういえば昼過ぎから一時的に降るって天気予報で言ってたっけ・・・
「やっぱり降ってきちゃったね。そういえば、花井君傘は?」
「あ・・・・あの・・・・」
「傘忘れました」
いっつも几帳面な花井君
忘れ物なんか絶対しないし、天気予報もよくチェックしていて
「明日はきっと室内練習になるはずだから」ってよく私に教えてくれるのに・・・
なんだか意外ね!
「ホラ、濡れて風邪でもひいたら大変!早く傘に・・・・」
私は傘を差し出した
「ありがとうございます」
花井君は素早く私に近寄る
花井君との距離が近い
ニッコリと微笑む花井君
顔が目の前だ
(花井君って・・・よく見ると結構・・・)
私の視線を感じたのか、突然
「あ、スイマセン。入れてもらっているのに俺が持ちますね!」
と傘を持ってくれた

(カッコイイ・・・かも・・・)
ってちょっと見とれていたことはナイショにしようと思う。
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| 2008.03.31. |
カップルものには王道の相合傘。
花井君に見とれているモモカンが描きたかったんです。
花井君が傘を忘れたのはもちろんワザとです。
年下の男の子の
カワイイ企みだと思ってくださいv
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